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「AKAYANE」では、基本的にさつま芋を原料としたベーススピリッツに上質なボタニカルの風味を引き出すため、従来の「直接加熱蒸留機」に加え、日本では貴重なヨーロッパ製の「間接加熱蒸留機」を導入しています。個性豊かな9機の蒸留機を使い分け、繊細な香りや味わいを組み合わせたりコントロールすることで、無限のレシピに挑戦、世界品質のクラフトスピリッツを生み出していきます。

6号機・7号機

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イタリアから取り寄せた2機の蒸留機は、蒸留釜が2つに分かれており、別々のモロミをミストでブレンドできるシステム。揮発したアルコールが気体の状態で一緒になり、冷却されて一つのアルコールになる珍しい蒸留機です。
8段のバッフル(抵抗)を使い分けることによって、その時のモロミにあった蒸留をすることができます。
蒸留機や蒸留方法を使い分けることで、発酵を終えたモロミの酸味をはじめとする雑味を取り除き高濃度のアルコールを抽出するだけでなく、香りや味わいといった酒質の幅を広げることができるようになりました。

8号機

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ドイツで4世代に渡って続く蒸留機メーカー、アーノルド・ホルスタインにオーダーメイドした蒸留機です。容量150ℓと赤屋根製造所の中でもっとも小さいながら、落ち着いた佇まいの銅製ボディと4段あるバッフルが目を引きます。
フルーツ・ブランデー用の蒸留機をベースにしたこの8号機は、モロミやボタニカルの香りをダイレクトに抽出することができます。

9号機

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9号機はフランス・シャルビナック製の、コニャックに使用されるシャラント式蒸留機。直火特有の、深みのある豊かな香りを持った酒質が特長です。
落ち着いたボルドーカラーや誰もが目を奪われる流線型フォルムは、ヨーロッパで培われてきた蒸留美学を感じさせてくれます。釜、スワンネック、冷却管に至るまですべて銅製でできており、オニオンシェイプとボイラーとの容積比、スワンネックの角度など細部にまでうまさを追求するノウハウが凝縮されています。